神韻芸術団紹介

神韻芸術団とは何か

 



中国共産党の統治下、特に1950年代から1960年代の10年間に渡る文化大革命の中で、中国民衆の大衆文化と伝統劇などは徹底的に破壊され、代わりに党文化が注入された。しかし心ある知識階層、有識階層のなかには、これを憂い、中国古代文明の伝統的価値観や天を畏れ地を敬う精神を復古させたいと思わない人もいなくなかった。



 このような現状に鑑み、2006年に米国ニューヨークで創立された「神韻芸術団」は、海外華人から組織され、中国五千年の伝統文化を復興させるという使命を担っている。
 当劇団では、舞踊家、オーケストラ、ソリスト、演奏家などのアーテイストの他、司会者、制作者などスタッフ90人が2007年の初演公演に参加し、世界から一定の評価を得た。
 2009年には、同規模の舞踊団が三個形成され、今日では、国際的なコンクールで優勝した舞踊家や歌唱家を団員として擁している他、オーケストラには、世界でも有名な交響楽団や音楽学校が輩出した多くの演奏家を受け入れている。